
会社のキーワード
- 「日本に住みたい」外国人の夢を叶えるべく、不動産事業と人材事業で一貫サポート。
- 外国籍社員の"日本での居場所づくり"を大切に、働きやすい環境を整備。
- 表彰制度や職種転換の機会を設け、一人ひとりの要望に応じたキャリアアップを支援。
会社概要
日本に移住する外国人が増える中、住まい探しのニーズが高まっています。そのサポートを担うのがwagaya Japan株式会社です。日本最大級の外国人向け不動産ポータルサイト「wagaya Japan」を基盤に、賃貸・売買物件を紹介しています。特徴は、不動産管理会社が主体である点。「外国人への住居提供が進まない要因の一つは、管理会社の受け入れ体制不足。当社が管理会社であるとともに、他の管理会社の支援も行うことで、外国人の住まいの選択肢を広げています」(取締役・草薙さん)。最近は、外国人対象の人材紹介サービスも開始。「来日0日目から3年目までトータルでサポート」を目指しています。
同社は愛媛県で不動産事業を展開する株式会社日本エイジェントの一事業としてスタート。当初は外国人対応の運営も日本人スタッフによる英語対応や機械翻訳を前提にしていました。しかし母国との違いを丁寧に伝えるためにはネイティブのスタッフが不可欠と考え、外国人材の採用を決意しました。「契約時に母語で説明することで契約内容について入居者の理解が深まり、入居後のトラブル防止に繋がっています。」(草薙さん)。
同社の外国籍社員、インド籍アメリカ育ちのアブナさんは、大学時代に日本に留学。アメリカでの勤務後再び来日し、wagaya Japanに入社しました。「日本での生活経験と語学力を活かしながら、お客様をゼロからサポートできることが大きなやりがいです」(アブナさん)。
その後事業は徐々に拡大し、現在は計8か国の社員が勤務。2025年7月に日本エイジェント社より独立し、wagaya Japanとして分社化しました。
ライフ・ワーク・バランスの取組
同社が大切にしているのは、外国人の“日本での居場所”をつくること。強制的に交流を増やすのではなく、自然に会話が生まれる環境づくりを意識しています。
たとえば事業所を構えるシェアオフィスでは、夕方以降にビールサーバーが開放され、気軽にお酒を通じた交流が可能。業務開始時に行われる「朝礼」では、サイコロを振って出たテーマについて話す「サイコロトーク」などを開催し、業務内でも社員同士の関係性づくりを促しています。また、成約したお客様同士の入居者交流パーティー「部屋コミュ」や来日1年以内の外国人のお客様を対象にした、日本文化の体験学習イベント「wagaya Connect」など、日本に来てまもない外国人の方が安心できる場を提供しています。こうしたイベントはお客様だけでなく社員間のつながりを深める場にもなっているようです。「担当以外のお客様と話すことで、他の社員の仕事の進め方を学べました」とアブナさん。
休日は社員同士でテーマパークやスノーボードに出かけたり、誕生日を祝い合う文化も根付いているそう。アブナさんも、「在宅勤務を増やしたい」と一度は他社に転職しましたが、この人間関係を恋しく思い、再入社しました。「仕事は誰と一緒に働くかがとても大切です。やはりwagaya Japanの同僚たちと働きたいと思いました」(アブナさん)。
「分社化したばかりなので、外国籍社員のニーズに合わせて今後も様々な社内制度を導入していきます」(草薙さん)。
人材育成の取組
「不動産業は、担当者への信頼が決め手となることが多いため、実績やスキルよりも人柄を重視して採用します」と草薙さん。社員の多くが業界未経験での入社ですが、研修や独自のビジネスマナーブック、月次のスキルアップセミナーなどを通じて、段階的に成長できる環境を整えています。中でもユニークなのが、「宅地建物取引士資格(宅建)」の取得支援制度です。受験料や資格手当の支給に加え、参考書の提供や勉強時間の管理、定期面談まで実施。「個人の成長が会社の業績向上につながる」という考えのもと、業務時間内の一部で勉強が認められています。「独学では難しいですが、マネジメントしてもらいながら同僚と一緒に学ぶので、モチベーションが上がります」(アブナさん)。
また、努力を称える表彰制度も充実しています。年に一度の「agent Awards」では、日本エイジェントを含む各部署の代表が取り組みを発表し、優勝者を表彰。さらに毎月、日報形式の「業務ブログ」から優れた投稿を選び、「お困りごと大賞」や「お客様感動満足大賞」などの項目で評価しています。「事業拡大で縦割り化が進む中で、全部署にスポットが当たる場を設け、交流を促進する目的があります」と草薙さん。さらにキャリアチェンジも活発で、アブナさんも賃貸から売買担当の部署へ異動しました。「大切なのはとにかく何度でも挑戦すること。チャンスはたくさんあるので、失敗を恐れず挑戦してほしいですね」(草薙さん)。
代表者からのメッセージ
取締役 草薙 匡寛
私たちの目標は、安心して末永く外国人が暮らせること。今後も外国人に生活のルールなどを伝えると共に、外国人を受け入れる側への啓蒙活動や心理的ケアを行っていきたいと考えています。ゆくゆくは事業エリアを拡大し、地方創生へとつなげる計画です。日本人にはない視点で各地の魅力を発信してくれる方、私たちと一緒に働きましょう!
外国人材からのメッセージ
営業 アブナ トゥヒン (英語表記:Abner Tuhin)(インド)
私は今、不動産売買チームの責任者として売上拡大を目指しています。メンバーの特徴に合わせてサポートするのは難しいものの、自分一人の目標を追っていたときとは違うやりがいも感じています。
東京には10年以上住んでいますが、まだ行ったことのない場所がたくさんあって飽きません。思い切って来てみれば、いろいろ刺激的な経験ができるはずです。
企業情報
- 社名
- wagaya Japan株式会社
- 設立年月
- 2025年3月1日
- 資本金
- 1000万円
- 代表者
- 乃万 春樹
- 従業員数
- 18名 (内外国人従業員数11名)
- 本社所在地
- 愛媛県松山市湊町1丁目2番地
- 電話番号
- 089-909-9909
- URL
- https://wagaya-japan.co.jp/
※掲載内容はいずれも2025年12月時点のものです。
撮影場所: WeWork

