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TOKYO CAREER GUIDE 東京で働こう。

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OUR VOICE 東京で働く体験談

Chin Gyou hei チン ギョウヘイ(status)

Chin Gyou hei チン ギョウヘイ

MY TOKYO STORY

  • 7

    任天堂やセガなど日本のテレビゲーム、アニメに夢中になりました。日本に行けば、たくさんのゲームやアニメができる! と夢が膨らみました。
  • 16

    通っていた高校でスポーツ漫画『スラムダンク』が大流行しました。日本の学校で学んでみたいと考え、日本の大学に進むことを決めました。
  • 18

    高校卒業後、国際語学文化センター附属日本語学校で1 年半、日本語を学びました。
  • 19

    日本橋学館大学( 現・開智国際大学)国際経営学部に入学しました。学業のかたわら、人形町今半でアルバイトを始めました。在学中に結婚しました。
  • 23

    大学卒業後、人形町今半に入社し、ケータリングサービス部白河第一センターに配属されました。
    大学で学んだ経営管理と情報処理の知識を活かし、主に弁当の調理作業管理や現場指示などの管理業務を担当しました。
  • 32

    ケータリングサービス部白河第一センター調理課主任に昇進し、弁当等の品質管理、工程管理、売上管理、食材等の在庫・仕入れ管理、人材育成などの業務も担うようになりました。

メッセージ

在学中のアルバイトや
インターンシップの経験が
就職活動に役立ちます。

Chin Gyou heiからのメッセージ

私は大学時代に、外国人観光客に人気の高い日本食に興味を抱いて人形町今半でアルバイトを経験しました。社員の方と一緒に働いたことで、日本料理の奥深さを知り、会社の雰囲気の良さ、社員への手厚いサポートを身近に知る機会にも恵まれました。就職活動では視野を広げて、同業他社の説明会にも参加しましたが、仕事内容や制度面を比較検討した結果、「人形町今半で働きたい」と考え、採用試験を受けて入社が決まりました。
入社後のミスマッチを防ぐには、入社前から会社や仕事内容をよく知ることが大切だと思います。最近は、日本企業もインターンシップを盛んに行っています。在学中からアルバイトやインターンシップの経験を通じて、少しでも会社の雰囲気や仕事内容に触れておくと、自分のやりたいことや得意分野を生かせる会社と出会える確率が高まるのではないかと思います。就職活動だけが就職のチャンスではありません。在学中から情報収集し、チャンスを模索することも大切だと思います。

日本の中心地である東京で、
インバウンドやビジネス需要の高い
ケータリングサービス事業に携わっています。

Chin Gyou heiの仕事内容

ケータリングサービス部では、都内を中心に近郊のホテルや企業から弁当を受注しています。千代田区や港区など都心部に近いので、国際会議やセミナー、企業重役や団体観光客向けに、和食の贅を凝らした高級弁当を大量受注することが多くあります。最近では、日本料理研究会の師範監修による期間限定の弁当を販売するなど、老舗ならではの商品展開にも力を入れています。
人形町今半は、日本料理の老舗として確固たる地位があり、その信頼と期待に応えるべく、盛りつけ方法や食材の扱いには細心の注意を払っています。これだけのオーダー数と質を求められるのは、インバウンド需要の高い観光客やビジネスマンが多く集まる東京ならではで、責任感とやりがいを感じています。

東京の下町が大好きです。
休日は子どもと一緒に
荒川沿いを散歩します。

Chin Gyou heiの東京で働く魅力

大学時代は、下町の活気あふれる商店街が有名な北区に住み、就職後は、職場から近い江東区に移り住みました。現在、家族で住んでいる江戸川区は、荒川沿いに公園やグラウンドが充実していて、緑が多いファミリー世帯向けの街です。休日に、中1の娘と1歳の息子を連れて、見晴らしのいい川沿いを散歩するのが楽しみになっています。
今まで東京の下町エリアを中心に移り住んできましたが、東京の下町は住みやすく、スーパーや商店街、学校も充実していて、ゆっくりとした時間が流れています。会社からの帰り道に、数駅分歩いたり、自転車で走ったりして、寄り道を楽しむことがあります。都内は交通網が発達しているので電車に乗ればすぐ移動できますが、自分の足で歩くと、いい運動になるし、新たな発見も楽しめるのがいいですね。

美しい弁当に仕上げるためには、
緻密な作業計画と
マンパワーが必要です。

Chin Gyou heiの東京で働くまでの経緯

ケータリングサービス部では、数千個もの弁当を大量受注することも多く、そんな時は工程管理と品質の担保が腕の見せ所です。限られた時間内に調理・盛りつけを完了するには、タイムリミットと工数から逆算して、効率的な作業計画を考えることが重要です。前日からスケジュールを組み立てて、誰をどの担当にするか、手順はどうするかを考え、現場で指示にあたるのが私の役割です。弁当の種類や数によって工数や作業人数が異なるので、複雑なパズルを組み合わせるような緻密な作業計画が求められます。作業計画づくりの効率化を図るために、学生時代に経営と情報処理を学んだ経験を生かして、独自にプログラムをつくり、スピード化と品質向上に役立てています。
新商品を販売するときは、営業課や商品企画課と協力して、実際の盛りつけ作業を考えたり、食材の扱いについて話し合ったりします。日本料理は、繊細な味や素材だけでなく、盛りつけの美しさがとても重要です。お客様が、蓋を開けた瞬間、感動してくださるような美しい弁当を届けたいと考え、日々お客様の視点に立って丁寧に仕事に向き合っています。

人を大切に育てる
日本的経営のもとで、
キャリアを積み重ねていきたい。

Chin Gyou heiの東京で暮らす魅力

業務時間中は、私語厳禁で緊張感が漂っていますが、午前中無事に得意先に向けて搬出された後の昼休みに、スタッフのみんなでホッと一息つきながら、おしゃべりするのが楽しいひとときです。午後から終業まで、オフィスで売上管理や食材の仕入れ、翌日の工程計画などの事務作業がありますが、この休憩のひとときがあることで「午後からも頑張ろう!」と気持ちが切り替わります。
私が人形町今半を選んだ理由は、人を大切に育てる日本的経営を継承している会社だと感じたからです。私は大学時代に結婚をしたので、会社選びでは長く働ける会社であることを重視していました。未経験の新卒社員を手厚く教育して成長させていくのは、日本企業ならではの良さだと思います。外資系企業などに比べると、初任給は少ないと感じる人もいるかもしれませんが、丁寧に仕事を教えてもらいながら経験を積むことができるのは、これからの長いキャリアの中で大きな財産になると思います。
もちろん、ただ言われたとおりに働くのではなく、自分で考えて少しでも改善する方法はないかを考える力も必要です。私の仕事は、最適な工程管理や、スケジュールを構築し現場で指導にあたることですが、現状に満足せず、より効率や質を高める方法を提案していくことができたらと考えています。そして、真面目にコツコツ働いてキャリアを積み重ねていきたいと思います。

企業インタビュー

調理統括
鈴木浩次 副部長

外国人の視点を取り入れた
業務改善を進め、
多様なお客様のニーズに応える
“東京の老舗の味”を届けます。

企業メッセージ

すき焼きやしゃぶしゃぶをはじめとする日本料理屋として明治期に創業した人形町今半では、お客様第一主義を掲げ、ご要望にお応えするかたちで飲食店だけでなく弁当製造、惣菜など事業を広く展開してきました。近年では、社内で「従業員ファースト」の取組も始まり、従業員が幸せにやりがいをもって働けるよう、人材育成やスキルアップ、福利厚生面の充実も図っています。
陳さんはとても適応力が高く、職人気質の社員も多い職場の状況もよく理解してくれる柔軟性を備えています。その一方で、より合理的な方法があれば提案してくれる積極性もあります。社員の働きやすさと効率的な方法を両立する提案をしてくれるので、私も大いに助かっています。近年、当社は地方都市での店舗展開やWEB を使った広報活動も進めています。東京の老舗の味を、全国の方々や外国人観光客などより多くの人に届けていきたいと思います。