

Q. 日本のビジネススタイルを
教えてください。
A.業種・職種によってビジネスでの服装や持ち物は大きく変わります。面接の時やお客様と会う場合はジャケットを着用したスーツが男女共に基本ですが、ITやデザイン系の会社だとカジュアルな服装だったり、夏の時期だけジャケットやネクタイの着用をしない会社もあります。働く職場や商談先の雰囲気などに合わせておしゃれを楽しむ人も多いです。
Aさんの場合
製造業 海外営業
- 顔・髪型
- ひげは毎朝剃ってます。髪は耳にかからない長さにして、毎朝スタイリング剤をつけてます。
- つめ
- 爪はいつも短く切る。お客様に自社製品の説明やプレゼンの時に指を出すことが多いので。
- スーツ
- スーツは落ち着いた色を選ぶ。濃紺・グレー・黒が基本。ジャケットは必要。顧客に対して安心感を与えられるように。
- 腕時計
- お客様との打合せではスマートフォンの時計を確認できないので、腕時計は毎日つけます。
- シャツ
- 長袖の白シャツにネクタイが基本。暑くても長袖。
- 靴
- 色は黒か茶色。ベルトと同じ色にするのが鉄則。靴は必ず磨いています。
- 靴下
- 日本では座敷の部屋など靴をぬぐことも多く、目立つため、色はスーツと同系色。白はNG。
- かばん
- かばんは必須。治安が良いので、手に持っていても大丈夫。かばんの色は黒。サイズは書類を折らずに入る大きさが良い。
Bさんの場合
商社 貿易事務
- 顔・髪型
- メイクはファンデーション・口紅はつけています。ゴムや髪飾りは黒・紺・茶色を選んでいます。落ち着いた印象を与えたいです。
- ブラウス・カットソー・ニット
- 色は、白・黒・グレーが多く、夏はカットソー、冬はニットを着ることが多いです。季節やジャケットによって色や素材を変えています。
- スーツ
- お客様と会う時はジャケットを着ます。基本はスカートで、ひざくらいの長さでジャケットの色に合わせています。
- アクセサリー
- つけなくてもOK。シンプルなネックレスやピアスをつける日もあります。
- 靴
- ヒールがあるパンプスが基本。色は黒と茶を持っています。通勤でかなり歩くので、一日置きに違う靴に履き替えてます。
- ストッキング
- 夏はストッキング、冬は黒のタイツを必ずはいています。伝線しても大丈夫なようにオフィスにもう一つ置いています。
- かばん
- 色は黒か茶色で、絵柄やブランドロゴが目立たないものがシンプルで使いやすいです。大きさは書類を折らずに入るサイズです。
